fc2ブログ
放射線治療にたずさわっている赤ワインが好きな町医者です。緩和医療や在宅医療、統合医療にも関心があります。仕事上の、医療関係の、趣味や運動の、その他もろもろの随想を不定期に更新する予定です。
 サザンオールスターズ LIVE TOUR 2015 「おいしい葡萄の旅」、関東で一人暮らしの息子と行ってきました。

 先週末、10年ぶりのサザン東京ドームの初日でした。マスコミ報道もされていましたね。


 サザンオールスターズのLIVEって10才代(未満っぽいお子さんも)から80才代まで幅広い年齢層が集う所がすごいです。ちなみにうちの息子も20才です(前に書きましたね)。

 そういえば、息子が幼いころ、物心ついて買ったCDが「TSUNAMI」でした…今やライブで聴けなくなってしまった(かもしれない)あの名曲。
 世代に関係なく受け入れられる楽曲の数々、さすがサザンオールスターズです。

 今回は、ほぼ正面一塁側スタンド二階席前から七列目、ステージからは遠い位置でした。でも、そんなの関係なし。ドーム特有の音響効果もあって、周りも最初から盛り上がりっぱなしでした(オジサンは途中で少し休憩着席しました…)。2階(天上)から眺めるアリーナ(地上)のイルミネーションや数多くのライトも美しかったです!

 全36曲、なんと3時間半。マンキツしました!アラ還サザン、メンバー皆さん元気ですね。

 強いて書くなら「天国オン・ザ・ビーチ」も聴きたかったかな(定番マンピーはありましたけどw)

 
 実は4月の LIVE TOURにも行ってきました(妻と)。

 その時はアリーナ席3列51-52席、なんと前から3列目のほぼ真ん中。室内でなければ間違いなく得意の放水でびしょびしょのベストポジションでした!

 こんな良い場所、そうありません。
 
 眼前ドアップの桑田さんと何度も目があいました。ま、彼には私は視界に映っていた程度でしょうけれど…(笑)

 でも、ステージってたくさんの照明があってとても暑いのですね。
 ステージ最前列の炎の熱い演出もいつも以上で、前夜の同級会(と昼の朋友)飲み&はじけたカラオケ+早朝二日酔いラン+迎えビールも飲んじゃってしまった私は、途中軽い脱水症状をおこし、いささかヘバってしまいました…。 
 その反省を踏まえ、ドームは禁酒で挑みました。もっとも、東京ドームの空調はスーパーアリーナよりはましでした(し、後ろだった)ので結果的には飲んでも大丈夫そうでしたけど。

 ともあれ、どちらも最高でした!

 あ~あ、楽しいLIVEが終わっちゃいました。

 
 8月の武道館は平日夜だし、ちょっと厳しいかな…。

 LIVE TOUR、来年(か今年の年末)もやってほしいなぁ。

(画像はサザンオールスターズ2015 official siteより無料画像ダウンロード)
http://special.sas-fan.net/special/sas2015/

東京ドーム


スポンサーサイト




【2015/05/25 20:58】 | 趣味
トラックバック(0) |
 昨夜、もうすぐ20歳の息子と一緒に横浜アリーナへ初めて行ってきました。
 
 サザンオールスターズ年越しライブ2014 ひつじだよ!全員集合!


 ファンクラブの私ですが幸運にもチケットに当選しました。新横浜駅から会場に向かう寒い歩道で何人ものチケット希望者が「同伴でお願いします!」のプラカードを掲げていました。さすが、サザン!ファンクラブ会員ですら、簡単にはゲットできないんですよね。10代から60超まで、幅広い多数の支持層を持つサザンですから!

 ま、かく言う私もメインの大晦日年越し(つまり今夜の分)は外してしまいましたが…
 

 「ライブ、最高でした!」

 その一言です。

 あの曲で始まり、そんな曲も歌うの!で、締めはやっぱり、そしてアンコールでそれですか!みたいな…WOWOWで観てください。


 ご存じの通り、桑田さんは今年、紫綬褒賞を受賞されました。

 『「マンピー」とか「Gスポ」とか歌っているのに、まあよく…』みたいなことをライブの途中で桑田さんが勲章片手におっしゃってました。たしかに歌詞などでかなり下ネタ系連発しているのにもかかわらず叙勲された方っていないかも?ま、でもNHKでも堂々と歌ってるし(笑)。

 
 桑田さんは国民栄誉賞をもらっていい偉大な日本のシンガーソングライターです。


 安倍さん、今がチャンスですよ!


 来年は全国ツアーがあるそうです!


 しかし、インフルエンザ、治ってよかった~ 


 
 P.S. 来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


【2014/12/31 19:36】 | 趣味
トラックバック(0) |
 先週末、毎年のようにご一緒している横浜のご家族さんたちとキャンプへ行ってきました。15年以上前に勤務していた某病院の官舎でお隣さんだったご縁で、ほぼ毎年、夏に合同キャンプをしています。
 以前は我が家だけでも年に数回していたのですが、子供たちが部活やらお受験やら(私たちのお仕事やら他のお遊びやら)でここ数年はなかなかタイミングが合わず、うちの家族だけのキャンプはせずに夏のこの合同キャンプだけ。しかも去年は休みの調整が合わずで、2年ぶり。

 とはいえ、やっぱり家族全員はそろわず、今年は長女が約6000マイル離れた海外へ短期研修中、次女がお受験で夏の短期講習中でした。ということで、学校の都合で現在約300キロ離れて生活している長男をかなり寄り道して拾って3人で参加となりました。
 犬はお留守番。

 お盆の高速渋滞などを考慮し、「さあ、出発だ!」となったのは予定通り夜の12時。しかし、今年は不幸なことに真夜中の事故渋滞に巻き込まれ、ようやく息子が住む県へ到着したのは、すでにいま陽が昇る後(しかも小雨…)。
 横浜のお知り合いが自他ともに認める雨男だったからか、中央高速側からの富士山は残念ながら見ることができませんでした。まる子の舞台近くの沼津(私の故郷)からは見えたのかなあ?
 
 悲しいかな、木曽に続くこの道、中央高速も事故渋滞に巻き込まれてしまい、目的地に着いたのはお昼過ぎ。出発から半日もかかってしまいました。
 疲れ切った状態でテントを張って(少し)飲んでお風呂に浸かって椅子に座って気づけば翌朝…。さすがに半日近い長時間運転は、二人で交代しながらとはいえ、だんだんキツクなってまいりました。爆睡したので目覚めはすっきりでしたが…

 今回は我が家だけ一泊で(他の2家族は二泊)、また寄り道して、はるかな北をめざしました。まずは妻のご要望で、伊那にある「かんてんぱぱガーデン」に。

 寒天…下剤としての効果があるのは有名ですが、「日本薬局方に医薬品として大正9年から掲載」されているってご存知でしたか?かんてんぱぱガーデン内に書いてありました(笑)。以前、ブログにしたぶどう酒もそうでしたね。他にも、ごまや唐辛子やゼラチン、ウコンなども医薬品だそう。へぇ~って感じです。
 もしかして知らなかったの、私だけ?
http://jpdb.nihs.go.jp/jp/

 二泊目は、新潟。最寄りの燕三条駅に「日本一の大鳥居」とあった彌彦神社(ネット情報によると建立された昭和57年当時は日本一高い鳥居だったが、残念ながら現在は日本一ではないらしい?)も近くにある、開湯300年の岩室温泉郷で贅沢にのんびり過ごしました。

 三日目の帰り際、有名な寺泊の魚のアメ横に寄って、市場に上がったばかりの高級魚(小さな)のどぐろをお刺身(+煮つけ)用にさばいてもらい、自宅で頂きました。至福の一時。


 しかし、3日間全部で1200km強の移動、「妻と訪ねて三百里」って感じでした。本当は、「母と訪ねて三百里」としたいところなのですが、「私はあなたの母じゃない」といつも言われているもので…

 今日は片づけ。さあ、明日からまたお仕事です。宿題の作文は今月いっぱいが〆切…尻に火がついてきた。


【2014/08/19 23:01】 | 趣味
トラックバック(0) |
 東北楽天ゴールデンイーグルス(あの近鉄の分身)、星野仙一監督、松井稼頭央選手、(そして私も…)、ついにやっと日本一になれました~!


 私の人生初の球場での日本シリーズ観戦は、東京ドームでの第5戦でした。ご存知のように(?)手に汗握る最高の試合で楽天が延長戦を制しました。
 実は私、ネットでの観戦チケット争奪戦に敗れていたのですが、同じ楽天ファンである京都の某先生(の奥様)がプラチナチケットをゲットしてくださり、なんともありがたきオコボレ観戦ができました。改めて、ありがとうございました。

 思えば数年前、某学会のついでにプロ野球交流戦をみようと初めて東京ドームでの楽天対巨人を観戦に行ったものの、序盤からボロクソに連打されて0-15(だったかな?)で大敗したことがありました。それ以来の東京ドーム観戦でした。
 私、これまでこんな思い出ばかりでした…ようやくあの東京ドームトラウマも払しょくできました(笑)


 そして、優勝決定の第7戦は11.3、あの3.11の反対なんて表現されている方もいましたね。

 私は前日から開催されていた第37回日本死の臨床研究会年次大会に出席するため、大学の卒業旅行以来約四半世紀ぶりに島根県に来ていました。研究会参加印象記はまた後日ブログにしよ。

 で、せっかくの3連休だし、研究会終了後に美肌効果で有名な、そして日本の混浴温泉発祥の地でもあるらしい(?、現在はそうではなさそうです)玉造温泉に(ビジネスホテル様の格安シングルルームでしたが)宿をとって第7戦のテレビ観戦をしました。

 優勝が決まった瞬間なのですが、ホッとはしたものの何故か、私が勝手に日本シリーズ前から勝つと確信していたからか、連日の息詰まる戦いに精神的に疲れたからか、遠く離れた島根の温泉地で一人寂しくテレビ観戦をしていたからか、夢にまで見ていたはずの歓喜感涙というものはあまりありませんでした。

 これから日本シリーズ制覇の録画映像や特集雑誌などを見たときに、改めて感傷的な気分になれるのか?


 次の日はもちろん、今年が60年に1度の聖年という平成の大遷宮で観光客がごった返す出雲大社に、御礼参りをしてまいりました。
 しかも今は旧暦10月、全国の神様が出雲大社に一同にお集いになられる神在月(かみありづき)の時期。およそ半世紀の間(つまり生まれてこのかた一度も)日本一を味わったことのない私を全国の神様が憐れんでくださって、神の子まー君が胴上げ投手となってあの巨人の目の前で星野監督の日本一の胴上げする瞬間を私にも見せてくださったのか、と謹んで感謝したくなるくらい絶妙な時期の参拝となりました。
 
 参拝時は突然の雷雨。「天まで泣いて喜んでくださった」と勝手な解釈をしながら、ずぶ濡れになって参道を歩いてきました。
 朝ラン用の上下のウインドブレーカーをわざわざ持って行って良かった!


 縁結びの神様として知られる大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)の力をリフレッシュするために行うという大遷宮。神の子まー君にもお力を授けてくださったのでしょうか?
 もしそうだとすると、次に出雲大社の大遷宮があるのはきっと60年後。新たな神の子が降臨して楽天が次に優勝するのは私が109才の時…いや、さすがにそれはご勘弁ください。

 来年は日本シリーズ連覇です!



【2013/11/05 21:33】 | 趣味
トラックバック(0) |
今年のプロ野球日本シリーズ 楽天vs 巨人、明日から開幕ですね。

今回は、独りで勝手に昔を懐かしみ感傷にふけります。


幼いころ、自宅の白黒テレビの野球中継はいつも巨人戦でした。

でもなぜか、ものごころついた時にはアンチ巨人になっていました。

生粋の静岡人ですが、中学生の時にいてまえ打線の近鉄バファローズがなんとなく好きになりました。

1979年の日本シリーズ最終戦、あの江夏の21球にテレビの前でがく然とし、悲運の名将 西本近鉄がさらに好きになりました。

1988年のパ・リーグ最終戦、あの川崎球場10.19ダブルヘッダーの結末にテレビの前で放心状態となり、近鉄バファローズがますます好きになりました。

1989年の日本シリーズ、あの「巨人はロッテより弱い」事件で、巨人に3連勝後に4連敗した仰木近鉄の大ファンになりました。

ちなみに「マツコ&有吉の怒り心頭」(テレビ朝日系列で放送)の新・3大○○のコーナーで、新・3大「近鉄バファローズの哀しい試合」として昨年取り上げられたそうです。
http://blog.goo.ne.jp/ilusion-/e/5c99b97839068820bff6fbb7c93dea52

結局、半世紀以上の間、一度も日本一になれなかった唯一の球団として記録に残る近鉄バファローズをずっと応援し続けました。

思い出すと、今でもうるうるしてきます。


分配ドラフトで前近鉄の選手たちが約半数メンバーとなった東北楽天ゴールデンイーグルスのファンになりました。

永遠のライバル巨人を公言する星野監督が就任した近鉄の分身である楽天イーグルスにとても期待しました。

伝説の田中様が降臨した今年、3度の日本シリーズでまだ1度も日本一になっていない星野監督に、そしておよそ半世紀まだ1度も日本一を味わったことのないオヤジにも、あの巨人を倒し歓喜感涙の美酒を味わえる瞬間がまもなく。


東京ドーム、行ってきます!


【2013/10/25 12:57】 | 趣味
トラックバック(0) |
 今日は7月4日。アメリカ独立記念日であり、梨の日でもあります。
もう一つ、ごく一部のマニアには「ナナシー」の日として有名(?)です。

 去年のこの日にもFacebookで投稿したのですが、このブログを始めてから今日を少し待ち望んでました。


 ナナシーとは1996年に世に出た大当たり確率1/158のパチンコ台の名機でした。リーチがかかりコインの絵柄に手足が出ると少~し期待、でもコインの伸び縮みが起きないとなかなか大当たりする気がしない台で、個人的には大当たり確率の割に相性がとても良くありませんでした。

 今日は(私が当時はまった)パチンコ必勝ガイドという雑誌で「パチプロ日記」という数々の名文を綴り続けた東大中退という異色パチプロの田山幸憲さんの命日でもあります。
 彼は伝説のカリスマで、パチンコ歴の長い人ならば一度くらいはその名前を聞いたことはあるのではないでしょうか。彼は冒頭に挙げたナナシー打ちが特に好きで、今日がナナシーの日と名付けられたのも田山さんを偲ぶ方が多かったからだそうです。

 パチンコという(いささか品位に欠ける?)テーマはありましたが、実に情緒あふれた、パチンコの玉が映像でリアルに動いているような、パチンコ好きだけにかもしれませんが読むものを魅了する作品を彼は連載し続け、とても楽しませてもらいました。
 私を含め多くのファンが「あにはからんや」「してやったり!」「目くるめく…」などの独特の言い回しに虜になりました。何を書いているのかさっぱりわからない方には大変申し訳ないです…。

 平成 13年の今日、彼はおそらくタバコと酒の過量摂取による舌癌が原因で50台半ばにして永眠されました。ご冥福をお祈り申し上げます。
 副流煙と呑み過ぎには気を付けないといけません。
http://www.geocities.jp/over1921/hitorigoto/tayamayukinori.html


 パチンコついでに、これも一部では有名なお話をご紹介します。

 パチンコ業界の売上と国民医療費は、少し前まで年間30兆円あまりとほぼ同じでした。ここ数年は、医療費はさらに増加、パチンコの売上はやや減少傾向だそうですが。

 最近まで掲載されていた(?)外科系学会社会保険委員会連合HPの日本の医療費についてQ&Aサイトを以下にご紹介します。
 「わが国の政府やマスコミは医療費が30兆円を超えた、大変だと宣伝していますが、先進国の中で日本の医療費支出は実は一番少ないのです。ちなみに、わが国のパチンコ産業の年間売り上げは国民総医療費と同じく30兆円、また、葬式産業の売り上げは15兆円と言われています。葬式に費やすお金がわが国の総医療費の半分と言う現実を国民の皆さんはどう考えられるのでしょうか?」
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/5670.html

 単純計算ですが、人の生命がかかった国民医療費は1〜3割の一部自己負担金支払い額が実費10兆円以下、かたやパチンコ産業の売り上げは個人の全額負担で30兆円(もちろん勝てば還元されますが、たいていは後日吸い取られますよね?)。亡くなられた方に使うお金(葬式産業の売り上げ)10兆円はほぼ実費。もちろんお葬式は大事なお別れの儀式です。


 お金の価値観は人それぞれなんですけどね…


(2012.7.4 facebookより加筆修正)


【2013/07/04 02:40】 | 趣味
トラックバック(0) |
 去年のことですが、娘が通学している高校で開催された文化祭みたいな催しを妻と二人で見に行ってきました。
 当初は妻が友人と行き私は家で留守番の予定だったのですが、友人の都合が悪くなったとのことで私は運転手兼任で同行となりました。入場可能なのは父兄関係者のみだったらしいのですが、おかげで私は約30年ぶりに(ほぼ)女子高の門をくぐりました。
 高校の時に、中学の同級生に会うためドキドキしながら女子高の中に入って以来のことでした。不法侵入はしていません。

 その帰り道、早めの昼食をとろうと、車を止めた私の出身校である某大学病院前の焼肉系のお店へ久しぶりに妻と二人で入りました。ここ、ネットではあまり評価が高くないようなのですが、私はたぶん医学生時代から食べ慣れていたからか、たまに行きたくなります。その日は私たちが一番客でした。

 定番の定食を頼むと、しばらくしてお店のおばちゃんがスープをお盆にのっけて持ってきてくれました。そして親指の第1関節まで浸して私の前にお椀を置き、最後に私のおしぼりで自分の親指をさっと拭って立ち去りました。なぜか湧き上がる笑いを必死にこらえつつ、味のしみ込んだスープを堪能しました。

 帰りの車中で、妻の実家近くにある某ラーメン屋さんを思い出し、二人でしばし笑いが止まりませんでした。このラーメン屋さんの名物ばーちゃんも、いつも熱いラーメンどんぶりにどっぷりと親指を浸して運んでくれました。
 この手のお店は賛否はっきり分かれそうです。おばちゃんのゆびを特製調味料として味わえるかどうかでしょう。


 別のお店の話もついでに…

 母校の某大学病院からかなり離れた民家の中に、小汚い(失礼!)ホルモン焼のお店があります。某大学病院(の一部?)では知る人ぞ知る超有名店です。
 ここのおかみ、焼き方や食べ方に超こだわりがあって、自分の店の食べ方に従うまでどんな客にもしつこく指示するし平気で怒鳴ります。口も態度も正直言って良いとは言えません。特製ホルモンは大きなバケツ容器にどさっと入っていて、七輪できちんと炭火焼するとはいえ、パッと見「衛生的に大丈夫なの?」って感じもします。

 実はこのお店、はまって足しげく通われる教授さん(と、お供する医局員や看護師さん、秘書さん)たちって結構いらっしゃるんですよ。仕事ではSの人たちが、皆さんここではMなのです(笑)。
 まあ、確かに美味しいと私も思いますけれどね~


 今日紹介した焼肉系のお店もホルモン焼のお店も、表面上の接客面ではお世辞にも優れているとは思えません。でも私にとってはあまり気にならず、むしろそういうもんだって思っているお店です。行き慣れているからかもしれません。
 でも、どちらのお店も、嫌いな人は「全くダメ、受け付けない!」と言ってます。

 前回のブログで私が初恋の味と揶揄したあの焼肉系のお店も、もしかすると同じことなのかもしれません。来店したタイミングやその時の印象で、その人が感じるお店のレベルもイメージもきっと変わってくるのでしょう。
 改めて思いましたが、接客、接遇って『生もの』ですね。

 医療の現場も同じ。まして、人の生死がかかっている「修羅場」なわけで…


 また行きますね、おばちゃん!



【2013/05/28 20:11】 | 趣味
トラックバック(0) |
 昨日午後、仕事帰りにランニングしその途中で電気屋に入って店内を散策していたら無性に腹が減ったので、以前からまた食べに行ってみたいと思っていたある焼肉系のお店にぶらっと立ち寄ってきました。
 そこは、十年くらい前に二次会で諸先輩方と入って皆で「美味い美味い」と呑みながら言っていたおぼろげな記憶が残り、その後は立ち寄っても予約を取ろうとしてもいつも「満席で…」と断られ、私の中でいつしか淡い初恋のような想い出のみが残るお店でした。

 今回は私一人だったこともあって、少し待っていたらカウンター席が空いて運良く座れました。ただうっかり財布の中身が不足していることを着席直前までど忘れしていて、年配の親方らしき人に「カードは使えますか?」って聞いたら「ダメ」って言われ、やむ無く一旦外に出てコンビニでお金をおろしてきました。
 再入店したらその親方らしき人に「こいつ大丈夫か?」的な目線で見られました。たしかにリュックに少し汗かきジャージ系の変わったオヤジでしたし、周りはスマートな若い社会人系客ばかりでしたが…。

 金髪系の若いおにいさん店員さんが「ご注文は?」とぼそっと聞くので、生ビールと名物焼肉を注文しました。店員さんは他にも若いおねえさんが数名いて、一人はカウンターの目の前にある厨房で親方らしき人と談笑してました。

 ビールが半分以上なくなった頃、待ちに待った焼肉が届き、早速一口。しかし「あれ〜、こんな味だったっけ…?」
 初恋の味ってこんなもの?って気分と同じような(?)感傷に浸りつつ、きちんと完食いたしました。

 食事終了後、若いおにいさん店員がぼそっと小さな声で「お会計です」とレシートを手渡したので、おろしたての現金で支払を済ませました。お店を出るとき、誰かに「ありがとうございました」って声をかけてもらえると、嬉しかったんだけどなぁ。

 カウンターに座って飲食すると、いろいろな接客の仕方が見えて勉強になります。もしかして接客で味って変わるのかな?と少しだけ思いました。まあ、美味しくないものはいくら接客態度が良くても美味しくはならないでしょうけれど。


 医療の現場もきっと同じで、表面上の接遇が良くても、ヤブ医者ではいけないと思います。ただ、ヤブ医者かどうかがわからなければ、そのほうが良いっていう人もいるようです。知らぬが仏ってやつ…

 接遇が良くて診療内容も良いのがベストですが、なかなかそうならないことがまれならずあります。もし接遇は最高だけど診療はヤブ、または診療の腕は良いけど接遇が最悪、の二択があるとしたら、どちらを選びますか?


 地元では、隠れた名店って言われているみたいなんだけどな〜



おばちゃんのおやゆび(2)へ続く…


【2013/05/27 00:01】 | 趣味
トラックバック(0) |