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放射線治療にたずさわっている赤ワインが好きな町医者です。緩和医療や在宅医療、統合医療にも関心があります。仕事上の、医療関係の、趣味や運動の、その他もろもろの随想を不定期に更新する予定です。
 先週金曜、私(たち)の医局歓迎会がありました。

 私は歓迎される立場だったため、おそれ多くも理事長と院長の間に着席いたしました。一代でいくつもの施設を立ち上げた凄腕理事長さん。せっかくの機会でしたのでお酒の力もお借りして「すごい施設ですね!」みたいなことをお伺いしてみました。すると
「誰でもできる。やらないだけ」 と。
 即答であっさりとした一言でしたが、逆にずしっと重い言葉でした。やった人にしか言えません。
 
 会の途中で、同じ放射線治療科の若手医師とも話をしました。「なんでこの病院を選んだの?」と尋ねたら、「病棟があって全身管理ができるから」 と。放射線治療科を選んだのも全身が診られる診療科だからとのこと。なんとも頼もしいです。
 実は放射線治療科って全国的に病棟で入院患者さんを診なくなっている傾向にあります。理由はいろいろありますが、忙しくて人が少ないというのが表向きの理由としてよく挙がります。この話題は改めて別の機会にブログで取り上げたいと思います。

 ここの放射線腫瘍医は30代以下の先生が過半数を占めていて、しかも大学の医局人事にあまり関与していない人が多いです。まだ10日くらいしか一緒に働いていませんが、良くも(悪くも)変なしがらみが少なく積極的で伸び伸びと仕事をしている印象を私は受けました。
 50才台のオヤジ医師としては、ハメを外さない限りなるべく見守らせていただこうかと(今のところは)思っております。とりあえず私は「新人」でもありますし…

 医局歓迎会後、先輩医師ご自宅の高級マンションへ私だけ連行され、綺麗な夜景を見ながらサシで美味しいワインをいただきました。一次会からつい調子に乗って飲んでしまい、無事帰れたものの翌朝目覚めたら遅刻で大事な会議をすっ飛ばしてしまいました…いい歳をして社会人として本当にあるまじき失態でした。申し訳ございません。
 

 土曜は別の若手医師らや20才代ばかりの診療放射線技師さんらと歓迎会でした。私は前夜の体調不良がピークで大変な状態でしたが、なんとか一次会は持ちました。
 技師さんもそうなのですが、ここの病院はとにかく若くて元気でやる気ありそうなスタッフが揃った放射線治療部門という印象です。なんとも頼もしいです。


 今になってようやく体調が戻ってきました。なんとも頼りない私です…

 来週も歓迎会です。


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【2015/07/12 23:34】 | 普通の日記
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