fc2ブログ
放射線治療にたずさわっている赤ワインが好きな町医者です。緩和医療や在宅医療、統合医療にも関心があります。仕事上の、医療関係の、趣味や運動の、その他もろもろの随想を不定期に更新する予定です。
 私事で恐縮ですが、昨夜、地元の一般外科系研究会の特別講演に演者としてデビューさせていただきました。

 いろいろな研究会が重なって参加者がかなり少ないという事前情報もありましたが、AKB48の初公演観客7人よりは多かったです(笑)


 消化器外科系の先生が主体の会でしたので、消化器系がん(胃腸、肝胆膵)に対する緩和照射のお話をさせていただいたのですが、目からウロコという有難いお言葉を数名の先生からいただきました。

 また現在所属する施設でこの2年余りで経験させていただいた他院からご紹介のがん患者さんの緩和照射で、骨転移などによる痛みはもちろんのこと、胃がん・大腸がんからの出血や通過障害、脊椎転移による下半身不全麻痺など、症状が改善してその後の生活の質が上がったというお話を、質疑応答やその後の懇親会で何名かの先生方から伺うこともできました。

 正直、緩和照射をすることで良い結果ばかりが得られるというわけではないですし、治療適否はかなり慎重に、また説明は患者さん側からすると脅迫めいた内容になってしまう部分も少なからずあります。当方の受け入れ態勢なども依然として解決しきれていない大きな問題であるのは確かです。

 でもやっぱり、主治医の先生方に緩和照射を選択肢の一つとして意識していただくことって大事です。いろいろな面で無理をしすぎず、可能な範囲で、まずは引き続き地元での緩和照射の普及啓蒙をしていきたいと思っています。


 私のような田舎のオヤジ町医者でも、AKBのように日本武道館とはいかないまでも(学会が開かれることもないでしょうけど)、いつか大舞台で講演をする時がくるだろうか…?



 なんて余計なことを書いていると、本当に日本放射線腫瘍学会あたりから教育講演依頼がきてしまいそうでコワイ(笑)

関連記事
スポンサーサイト




【2013/06/29 05:15】 | 緩和的放射線治療
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック